私はこの伊藤先生に教わった「立ち方、歩き方、座り方、リハビリ法」によって、介護士時代に負った椎間板ヘルニア手術後の症状をすっかり良くする事ができました。
伊藤先生は正しい日常生活動作の指導によって、患者に触れずに治す事の出来る正真正銘の本物のトレーナーです。当時(2008年）、腰痛で介護士の仕事を辞めざるを得なくなった私は、イチから勉強し直し、柔道整復師や鍼灸師、あん摩・マッサージ・指圧師の資格を取得し、現在、筑波大学で臨床を学びながら、鍼灸接骨院でもお仕事をさせて頂いています。
正直、恥ずかしい話なのですが、私が知っているどの有名な整形外科医や国家資格保持者、ゴッドハンドと言われている先生方よりも、指導技術、正しい知識の伝達方法、勉強量、客質・・・もう全てのレベルにおいて、この著者・伊藤先生の方が偉大です。自然に頭の下がる先生です。
この著者の書籍の内容については、他の方にお譲り致しますが、高評価レビューにある通りの効果が認められる考え方・方法が書かれており、解剖学的・生理学的・リハビリテーション学、臨床学的に見ても、非常に精巧かつ理にかなっている内容になっていると思います。
伊藤先生は患者が自分で治す意志を持ち、正しい動作方法を日常生活で実践しなければ、どんなにいい治療をしてもぶり返す事、そして普通の治療家が見落としている治療時・セルフケア指導時の盲点を、誰よりも良くご存じの様に見受けられます。
著者が腰痛の為にプロサッカー選手の道を断念せざるを得なかった過去があるようで、相当の勉強・努力をされており、その辛さや痛みの経験が原点にある為か、実際にカウンセリングを受けていても治療方法や指導方針にブレがありません。
私は勤め先の治療院で、伊藤先生の理論を患者様に伝えると、患者様からも非常に喜ばれ、ご指名を頂く事が増えました。ですので伊藤先生の著書の内容や理論は患者様だけでなく、臨床家にも非常に有益かつ参考になるはずです。私も伊藤先生のレベルに近づけるように頑張ります。先生から学び、臨床を通して正しい知識を、患者様に伝えられるようになりたいです。
実際、お会いすると、体の使い方のポイントを動画を取って頂きながらご説明頂けます。仕事の休憩時間に、その動画で指導内容を復習し、自身の臨床に活かす事で患者様のお役に立つ事が出来ています。伊藤先生の本の理論を参考にしながらカウンセリングを受け、ピンポイントで正しい動作のご説明をいただき、間違った習慣や、悪い姿勢の癖をご指摘いただく事で痛みから早く解放されました。
とにかく視野や価値観、世界観が一変し、姿勢も非常に良くなり、痛みがすべて消えてしまうのですから本当に驚きです。マッサージや整体・鍼灸治療等を受けて、一時的に治っても直ぐにぶり返す方、その痛みが慢性化し、保険治療で漫然と治療を続けても治らない方、姿勢を良くしたい方、自分の痛みを自分で解決できる様になりたい方。
また間違った身体の使い方やフォーム、重心移動が原因で痛みが発生しているアスリートの方々、手術前のセカンドオピニオン先を探している患者様へ、この著者の書籍およびマロッズを強くお勧めいたします。