セッションの流れ
日頃の姿勢や呼吸パターン、歩き方、カバンの掛け方、頻繁に繰り返している動作フォームをチェックすることで、あらゆる症状の根本原因を見極めます。また、国内では数カ所の研究施設にしか設置されていないドイツ製の歩行分析器や頚部・腰部の動作解析機器で測定します。同時に徒手検査も行い、科学的なエビデンスと客観的データを取得します。これにより、患者さんの状態をより正確に把握することができます。
痛みや痺れなどが生じている組織を触診して探り当てます。痛みの震源地(トリガーポイントや癒着した組織、靭帯の微細な傷、関節ねずみなど)は深部にあるケースが多く、レントゲンやCTスキャン、MRIで写し出されることは稀なため、じっくりと時間をかけて触診していきます。震源地を的確にとらえてアタックしなければ、どのような治療や運動も奏功しません。最先端のテクノロジーを用いても分からなかった病巣を、短時間で特定できるのが当スタジオの特徴です。
痛みの震源地を指や専門的なアイテムで取り除いていきます。問題を起こしている組織の状態が正常化し、周囲の組織と同化するまで続けます。
場合によっては、1㎠に対して30分以上かけることもあります。これにより感覚が正常に戻り、痛みや痺れがなくなっていきます。また、筋力や柔軟性なども大幅に改善されます。
身体を痛めてしまう最大の原因は、不良な姿勢や呼吸、偏った身体の使い方にあります。ですから、脳(ソフトウェア)に刷り込まれているプログラムを修正しなければ、身体(ハードウェア)を鍛えたりメンテナンスしたりしても根本解決にはなりません。幼い頃から無意識にやってきた身体の使い方(歩き方や座り方、屈み方、しゃがみ方など)を見直して、効率的なものに置き換えることができれば、再発リスクは限りなく0に近づきます。MARO’Sでは、日常動作のスペシャリストになっていただくために、ディテールにこだわって指導しています。
1セッション90分となります