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アフリカンの究極な屈み型

アフリカンの圧倒的なかがむフォーム

 アフリカンの身体の使い方でも最も驚かされるのは、ジャックナイフのように身体を折り畳んで屈むフォーム。

ハムストリングがとても長いので、屈んだりしゃがんだりするときに骨盤が非常にスムーズに前方回転(前傾)を許し、どれだけ深く屈んでも腰椎のアーチ(前弯)を保つことができます。このような動作フォームを他の大陸では見ることは滅多にないでしょう。

 上半身の重さを強力なハムストリングが支えるため、長い時間屈んでいても腰が痛くなることないようです。

 ケニアにある国立博物館に展示されている原人の模型と全く同じフォームでした。

アフリカンのかがむフォームを真似しようとしても、おそらくほとんどの日本人はできないと思いますが、腰痛を根本的に予防・改善するなら、このフォームに少しでも近づく努力をするべきです。

                          

     

    

  

 日本人のしゃがむフォームは張り合える

 日本人は昔から上手にしゃがむことができる民族であり、これについてはアフリカンと向こうを張れます。

ただし、和式便所がなくなって、深くしゃがむ機会がほぼなくなったので、きちんとしゃがめない人が増えています。

 いざというときにしゃがめないと、様々な不都合が生じる。しゃがむ能力は、生涯維持されるべき能力といえます。

 

 この2つの動作フォームをきちんと遂行できないと腰痛の罹患率が跳ね上がります。

今後も最適な日常動作フォームを身につけることの重要性を啓発していきたいと思います。