MARO'S
足部の痛み・足底腱膜炎・捻挫など 患者様の声と症例

見守ってくれる存在

篠原 ひろ子様

ご職業会社員

先天性股関節脱臼により、9歳から変形性股関節症に悩んでいる私が、マロッズに入門したのは2006年の事。それから13年の歳月が流れました。

手術だけは避けたい

という願いの下、マロ先生には身体の状態に合ったストレッチやエクササイズを”処方”していただき、日々励んでいました。

「先生、私はこの股関節のまま人生を終えたいと思っているの。手術を受けないで生涯を閉じたら、私の勝ちね」

「おう、わかった。頑張ろうな」

毎回のセッションに、日常の笑いと悩みを織り交ぜながら慎重に痛みと向き合って来ましたが、親の介護をきっかけに急激に股関節の変形が進んでしまったのです。

もう自宅には戻れないであろう父の入院を見届けて

さあ、これからまた自分のために身体を労わろう

と、処方されたストレッチを行おうとしても、思うように関節が動いてくれないのを感じていました。それでも

(これは仮の姿。今に立て直してみせるワ)

と、努力していましたが

「ここ半年ほど診ていておかしいよ」

とマロ先生から指摘されたのです。

マロ先生は、実際に同様の症状で関節を置き換えた人の術後を聞かせてくれたり、ご自身がわからない事でも周りの詳しい人に問い合わせをしたりと、その都度丁寧に説明してくれました。それでもあれこれ逡巡している私に

「セルフケアに人生を費やしてほしくない」

マロ先生のこの言葉が、半世紀近くも堪えてきた痛みに決別する決め手となりました。

患者の意向を最大限尊重しながらも、手術の必要があると判断した時には迷わず指摘してくれる、信頼できる存在です。

適切な時期に、適切な手術を受けられたのも、ずっと見守っていてくれたマロッズという拠り所があったおかげです。